
先月のブログ記事でもご紹介しましたが、ヴイエムウェアではオフィス環境の改善に取り組まれている皆様のご参考にしていただくため、当社田町オフィスを視察していただく“オフィスツアー”をお客様のご要望に応じて随時開催しています。 そうした中、東京中野区にキャンパスを置く「大妻中野中学校・高等学校」の生徒の皆さんたちが、ヴイエムウェアのオフィスを訪れました。 大妻中野中学校・高等学校様では、プログラミング、デザイン、Web、動画制作など、テクノロジーやアート分野の知識と能力を複合的に身に付けることで、理系/文系の枠を超えた柔軟な問題解決能力を育む、いわゆる STEAM 教育を早期から始めていらっしゃいます。 今回のオフィスツアーは、この STEAM 教育のプログラムの一環として行われたもので、将来的に IT 系企業などへの進路を希望されている生徒さん 14 名が、引率の先生とともにヴイエムウェアのオフィスツアーに参加されました。 自由な職場環境に大きな驚き オフィスツアーは 2 時間の予定で始まりました。 まずオープニングの挨拶として、上級執行役員の Rasmus Holtet Rüsz が日本企業で活用されている VMware のテクノロジーについて解説した後、今回のオフィスツアーを企画・運営した私たちボランティアメンバーから、ヴイエムウェアの会社紹介および業界の説明を行いました。 今回のイベントのために編成された 7 名のボランティアメンバーは全員が一昨年および昨年の新卒社員で、生徒さんたちから見ると少し年上の“お姉さんたち”です。 参加された 14 名の生徒さんは、会社という空間に最初はいささか緊張しているように見えましたが、私たちの話に一生懸命に耳を傾けてくれました。 そしていよいよ、2〜3 名ずつのグループに分かれていただき、オフィスツアーの開始です。 それぞれのグループにメンバーが一人ずつ付いて、生徒さんを案内しながらゆっくりとオフィスの特徴を説明して回ったのですが、皆さんからは「快適そうなオフィスで気持ちよさそう」「自分のペースで自由に働けるなんてスゴい!」など、最新の環境を備えたワークスペースに大きな興味を示されるとともに、すれ違う社員が元気に挨拶をしてくれて、思っていた以上に気軽に話しかけてくるフレンドリィな雰囲気にも驚いていました。 一方で、リモートワークの活用によって多くの業務スペースが空いているのを見て「全部の座席がいっぱいになることはあるのですか?」と質問される方もいらっしゃいました。 ですが、フリーアドレスやオープンスペースなど、自分の意思で働く場所を自由に選択できる業務環境をご覧になって、多くの生徒さんが「とてもワクワクする。私もこんな職場で働いてみたい!」という感想を口にされていました。 座談会では進路に関する活発な質問も 最後に、オフィスを見学してみてどんな印象を持ったか? あるいは先輩であるヴイエムウェアの社員への質問など、自由なテーマで気軽に話し合う座談会が開催されました。 私たちボランティアメンバーが、生徒さんたちの緊張感を解きほぐしながら、優しいお姉さんとして皆さんと語り合いました。 ヴイエムウェアのカルチャーの部分に興味を持たれた生徒さんからは「LGBTQ への理解と取り組みなど、Inclusion 活動において多様性と協調性を両立するコツは何ですか?」といった社会的観点からの質問をいただきました。日本では、理工系に進学する女性の割合が低いという大きな課題もある中で、若い頃からこうした Inclusion について真剣に考えていくことはとても重要だと思います。そうした意味でも、今回のイベントは大変有意義なものになりました。 特に質問が集中したのが、「大学では何をしたのですか?」「留学経験はどうでしたか?」「大学の頃から IT 業界に興味があったのですか?」「社会人として英語ができないとダメですか?」などなど・・・ご自身のこれからの進路を決めていく中で不安に思っていることに関するものでした。 それに対して私たちからは「大学では好きなことを勉強すれば良い」という回答を返しました。 中学や高校ではどうしても受験が中心になってしまいますが、これから長い人生を歩んでいく上では、自分が楽しく夢中になれるものを見つけることが大切ですし、自分の軸をしっかり作って、自分なりのオリジナリティを持つことができれば、何にでもどんどんチャレンジするチャンスが生まれるはずです。そこで「IT 業界に進みたいからといって技術の習得にこだわる必要はないので、とにかく好きなことを見つけなさい!」とアドバイスをしたら、彼女たちも安心したように微笑んでいました。 嬉しいフィードバックの数々 今回、中高生の皆さんのオフィスツアーを企画した私たちメンバー自身も、大いに得るものがありました。「これから何を勉強すれば良いですか?」と質問されたことで、自分自身もまだ道半ばである、ということに改めて気付かされたのです。 いま考えてみれば、私たち自身、中学生や高校生の頃は、働くことに関して何も理解していませんでした。そうした点で、今回参加された … 続き
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