2021年3月末に VMware Cloud on AWS の 最新バージョン(SDDC バージョン 1.14)がリリースされました。今回は、2021年1月以降に追加または拡張された機能を含め、アップデートされた内容をまとめてご紹介します。詳しくは、リリースノート「VMware Cloud on AWS Release Notes」をご覧ください。 VMware Cloud on AWS の最新アップデート Elastic DRS による高速スケールアウト機能の拡張 Elastic DRS は、予め定義しているポリシー(CPU やストレージなどのリソースに対する閾値)に応じて、自動的にホストを追加・削除することで、クラスタのリソースを効率かつ安全に使用できる機能です(図1)。従来の仕様では、ホストの追加処理は最大 4 ホストまで同時に処理できました。今回のアップデートでは、最大 12 ホストまで同時に追加できるようになり、結果的に高速なスケールアウトが可能になりました。これは、災害対策環境においてイベント発生と同時にクラスタリソースを迅速にスケールアウトさせるようなシーンで役立ちます。 Elastic DRS については、ドキュメント「VMware Cloud on AWS 運用ガイド – Elastic DRS について」をご覧ください。 図1 Elastic DRS のポリシー設定画面サンプル RAID-5 と RAID-6 における書き込み性能が向上 vSAN ストレージポリシー「Fault … 続き
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